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プロバイオティクス摂取中の託児所の乳幼児における一般的な感染症に対する長期間の防御
この後ろ向き試験は、プロバイオティクスを摂取することにより一般的な感染症に対する長期間の防御が得られるか、託児所の乳幼児194名を対象に行われた。
乳幼児の年齢は4-10ヶ月で育児粉のみ(n=59)、育児粉+Bifidobacterium lactis Bb-12(n=69)、育児粉+L. reuteri ATCC 55730(n=66)の3グループに分け12週間摂取、その後プロバイオティクスの摂取なしでさらに12週間経過して評価した。
プロバイオティクスを摂取しなかった期間は発熱、下痢症、呼吸器感染症も含めパラメーターの測定においてグループ間に有意な差はみられなかった。Waizman et al., 2005, page 5を参照。
結論:育児粉+B. lactis と育児粉+L. reuteri のグループにおいて摂取期間中は防御効果が認められたが、摂取終了期間における長期間の防御効果との関連性は認められなかった。