夜泣き助け合い掲示板

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揺さぶれっ子症候群とは?

【投稿日】2015/4/24
【お名前】牟田 貴一さん
【チャイルドヘルス購入】

【投稿内容】
こんにちは、バイオガイアの小児科担当の牟田貴一です。
私は5歳と0歳の娘2人の父です。
母子手帳にも掲載され、注意が呼びかけられている「揺さぶられっ子症候群」についてお話していきます。

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揺さぶられっ子症候群とは?
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揺さぶられっ子症候群(正式名称は「乳幼児揺さぶられ症候群」)とは、赤ちゃんが強く揺さぶられたときに起こる頭蓋内損傷(網膜出血、硬膜下血腫またはクモ膜下血腫)のことをいいます。
発症しやすいのは、新生児から6ヶ月頃の時期で、赤ちゃんを縦向きに抱いた状態で首をきちんと固定することなく、前後左右に激しい揺さぶりをすることで発症するケースが多いと言われています。

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揺さぶられっ子症候群の原因は?
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人間の脳は頭蓋骨に覆われていますが、直接その2つが密接しているわけではなく、脳と頭蓋骨の間に隙間があるのですが、赤ちゃんの時には、そこが大人より大きく広がっています。
スーパーで売られている豆腐をイメージするとわかりやすと思います。水の中に浮いている柔らかい豆腐の脇には少しだけ隙間がありますよね?赤ちゃんの頭の中も同じように柔らかい状態なのです。隙間は空洞ではなく髄液などの液体で満たされ、細い血管もたくさん通っています。
そんな赤ちゃんの脳や脳内の血管は非常に弱く、首の筋肉が発達していないため、激しく揺さぶられると、脳が頭蓋骨内で揺れて血管や脳自体が強いダメージを受けてしまうのです。

次回は「どのくらい揺すると揺さぶられっ子症候群になるのか?」についてお話します。

最後までお読みいただき有難うございました。
次回もお楽しみに。

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