【投稿内容】
こんにちは、バイオガイアの小児科担当の牟田貴一です。
私は5歳と0歳の娘2人の父です。
今日は「揺さぶられっ子症候群の後遺症」についてお話したいと思います。

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揺さぶられっ子症候群はどんな障害が残るの？
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揺さぶられっ子症候群になると脳にダメージが与えられるため、重い障害が残ったり、最悪の場合死亡する例もあります。では脳のダメージによる重い障害とはどのようなものでしょう。揺さぶられっ子症候群が原因で障害を持ってしまった子どもにみられる、成長してからの後遺症は次のようなことがあります。

・部分的なものから全体に及ぶ失明
・難聴
・発達障害や学習障害
・脳性麻痺
・精神遅滞

視神経や眼球などに損傷がある場合は、視力の低下や難聴などが生じるケースや、脳にダメージがある場合は、その部位によって運動障害や言語障害、知能障害が生じる場合があります。

揺さぶられっ子症候群は、児童虐待としても扱われてしまう問題なので、揺さぶりすぎて不安になったとしても病院に行くことをためらってしまう両親もいるようです。しかし大切な赤ちゃんの命そのものが奪われることや、その後の成長に深刻な問題を与えることにも繋がります。


早い段階で適切な処置を受けることで、症状を軽度にとどめたり、後遺症を残さずに済むこともあります。少しでも様子がおかしい場合はすぐに病院で診察を受けるようにしましょう。