【投稿内容】
いつもありがとうございます。バイオガイアの田中浩一郎です。
私は、3歳の息子と7ヶ月の娘の2児の父です。
今回は、赤ちゃんのうんちをチェックする上でのポイントについてお話しします。

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注意が必要な赤ちゃんのうんち
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赤ちゃんのうんちは、赤ちゃんの健康状態があらわれます。赤ちゃんの体調変化を一早く知らせてくれるうんちを知ることで、病気の悪化を未然に防ぐことができます。前回は赤ちゃんの健康なうんちについてお話ししましたが、今日は注意が必要なうんちについてお話しいたします。

注意が必要なうんちの色は「赤・白っぽい色・黒色」のうんちが出た場合です。
真っ赤な鮮血、大量の血が混じっているときは、消化管の出血が原因と考えられます。これは病原性大腸菌やサルモネラ菌といった細菌性の腸炎などの可能性があります。それ以外に腸重積が疑われます。腸重積とは、腸が腸の中に入り込む病気で、赤ちゃんの場合、特に10ヶ月までの乳児においてよく見られる病気です。どちらも嘔吐をともなうことがあります。

白っぽい色のうんちが出た場合、先天性の病気（先天性胆道閉鎖症）や、肝臓の炎症が疑われます。これは肝臓から腸へ胆汁が流れにくくなり、うんちに黄色い色素が含まれずに白くなります。
また、嘔吐とともに白い下痢のうんちが出る場合は、ロタウイルスが原因の急性胃腸炎が疑われます。下痢の回数が多くなるため脱水症状にも気をつける必要があります。

赤黒い・黒っぽいうんちの場合は、胃や十二指腸など消化管の入り口付近で出血がある可能性があります。うんちが外に出るまでに時間がかかり、その間に血液が酸化して赤黒くなります。

このような色のうんちが出た場合、自分で判断せずに小児科への受診をお勧めいたします。また便のついたおむつを持って受診することにより、赤ちゃんの正確な状態を便から調べることができます。その場合は、色や臭いが変わってしまう前に、できるだけ早めに持って行きましょう。もしすぐに受診できない場合や、うんちを持参できない時は、うんちの写真を撮って受診時にお医者様に見てもらってください。